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倉庫

しじみの書いた絵やら文やらの倉庫。 割と好き勝手にやっているので何でも許せる方向けです。

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卒業

  \教官!/
コボちゃんのコラでこういうネタがありまして、私それが大好きなのです(? 
昨年描きかけたものの、卒業式の季節を逸したまま今年も過ぎそうなので、ひどい落書きですがうp。引っ越しのためパソコン机がなく、段ボールの上で描くのに疲れたという別方向の理由もあるのですが。

そんなわけで明日の昼に前橋を出ます。あっという間の2年間でした。私はどこでも行った場所を愛するタイプですが、前橋でもとても楽しく豊かな時間を過ごすことができました。4月からはまた東京の職場で働くことになり、仕事はやっぱりハードそうなので今までのように創作していくのは少し難しそうです。でもどんな仕事でも頑張っていけそうだし、時間を盗んで精力的に創作していけそうだと思える、そんな力をもらった2年間でもありました。
感謝の念を抱きつつ、私の第二の故郷を後にします。

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神水炉の海将

 荷造りしなきゃ、でも絵を描きたい→線画だけなら→いや、モノトーンなら
で、結局時間を浪費しているダメ人間の見本。
軍服の丈が長すぎました。

 そんなわけでジュリー。術式艦<神変>の中枢、術式武官たちの部屋のイメージです。<神変>のあらゆる術式機構を統制する中枢術式機構は操作する人間それぞれに最適化する必要がありまして、かつ中枢が各人の個人設定を記憶しているのでいつでも切り替えが出来ます。この「自分のことを覚えてくれる」という点が非常に愛着がわくポイントで、中枢と同調できる筆頭術式武官は他の海軍隊員よりも自分の乗る艦に対する愛が深いです。
 それはさておき、その中枢術式機構の本来の姿は何も入っていない大きな箱なのですが、そこに神気が通うと、同調している術式武官の内面を映して箱の中も色々な姿をとります。人によっても違いますし、同じ術式武官でも精神状態によって有様が変わることがあります。ジュリーの場合は水が流れる空間で、自分は完全にぷかぷか浮かぶ水の中。水とは言っても神気が目に見える形になったものなので実際は息もできますし服も濡れません。ジュリーにとって「同調」とは水のように混ざり合うことなのではないかと。
 ……ここまで書いて、要するにエヴァのL.C.Lみたいな概念だなぁと思いました。ジュリーも中枢に同調しすぎるとA.T.フィールドを失って生命のスープになってしまうわけです(適当) 同じく中枢に同調できる慶幸の場合はもうちょっと無機的と言うか、艦橋を模した機械っぽいデザインになります。これは慶幸の思う「同調」が、そのまんま「自分が相手(艦)になること」だから。
俺がガンダムだ。

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友達になんかもどれっこない 君だけのために生きられない

 劇場版少女革命ウテナの予告編にこんなシーンがありまして、それがたいへん好きなので思い余ってパロディしてみたという絵。勢い任せに殴り書きの五代と慶華です。五代は長い襟足を切ると燎にしか見えない…描き分け…。
 このセリフは劇中にはなかったのですが、素敵なセリフだと思うのですよね…。TV版も含めて、本当にこの作品があったから今の私がある、と思える作品です。

 そう言えば、予定通り出向を終えて春から元の職場に戻ることが決まったのでいい加減真剣に荷造りをしないといけません。絵を描いていて引越し準備が終わらないとか、私らしいですがそんな危ない橋は渡りたくない。思えば、一人暮らしにあたって母に唯一言いつけられたのは絵に熱中して食事を抜かないことでした。全然進歩していない。


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〔花の色を薄くしたら今の季節っぽくなった〕

俺がお前でお前が俺で

 ちょっと前にわけあって色々な髪型を描く機会があったのですが、そこでふと思い立って髪形を交換してみた燎と慶幸。燎はドラ息子感が増し、慶幸は何だか弱そうになりました。燎は細くて肩につくと毛先が外にはねるクセがある髪。慶幸は毛腰がしっかりしててゆるやかに縦巻くクセがある髪。そんなことを考えながら描いていました。記事の続きで背中の色を抜いて遊んだりしています。個人的には背景が何もない方がブログの背景と相まってか何だか落ち着く。

 ぼく学異聞の総集編、昨日までにすべて発送いたしました。お手元に届かないようでしたらお手数ですがご連絡下さい。でも増刷するのはたいへんなので郵便屋さんには頑張っていただきたい。ところで最後のページのパロディは、いかに有名な作品とは言え若干わかりにくい気が今になってしています。

 今週末は京都に旅行に行ってきます。暖かくてお天気も悪くなさそうで良かった。
京都と言えば、下の記事でご案内しております、壬生キヨムさんの新刊『あくだま』は京都が舞台ですよ!
古都と妖怪のはんなりファンタジーをぜひ。


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〔白抜き切り抜き版〕

あくだま

  間際になりましたがちょっと宣伝を。壬生キヨムさんの新刊『あくだま』のカバーとカットをいくつか描かせて頂きました。文庫本サイズ、装丁も文庫本と同じカバー&帯付きの素敵な本です。この絵は表紙の一部を加工したものですが、本文含めてキヨムさんの遊び心満載の本になっておりますよ!
 舞台は人と妖怪が隣り合わせに暮らす京都の町。夜な夜な開かれる武闘会で対峙し拳を交わす、人間の青年と狐の妖怪の物語です。交錯する想い、絡まり合う人間関係、それを包むゆるやかでどこか優しい空気をキヨムさんの瑞々しい文章が紡ぎます。
 3月9日(日)のJ.GARDEN36と、3月16日(日)のHARUコミックシティでスペースに並ぶそうです。
詳細はキヨムさんのブログにて(http://uka564.fruitblog.net/)。チェケラー。
 オフセット印刷にかかる原稿はものすごく久々だったのですが色々なもの(主にソフト)が進化していてよかったです。キャラデザや構図のチェック、リテイク箇所の確認に至るまでキヨムさんには一時期激しくメールを送って閉口させたと思います。その節はお世話になりました。タイトルロゴも作らせて頂いて、中学の頃に部活で延々とレタリングをやっていた経験がちょっぴり活かされました。絵を描くのもそういうデザイン的なところもとても楽しかったですー。

 そして自分のサイトのお知らせを。参加者の皆様にはすでにメールでお知らせしているとおり11月に終了しましたぼく学異聞の総集編がようやくできました。(万が一メールが届いてなかったらご連絡下さい……)
the G@tewayにアップしていたものは大概収めました。本当はもうちょっとおまけ要素を加えたかったのですがページがいっぱいいっぱいでした・・・。
 表紙に使った紙が12色のアソートだったためご覧のとおり一冊一冊色が違います。PCさんのイメージから私が選んでお送りします。
遊び紙は「七夕」という名前の紙でして、夏が舞台の本作に良いんじゃないかと一人でむふふとしていたり、色々やりたいことを詰め込ませていただきました。お楽しみいただければ幸いです。
 ちなみに、the G@tewayの記事は近々非公開にして、the G@tewayは再び時が来るまで眠りにつきます。

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あなたでもないわたしでもない  さっきまで人だったもの

 前の絵で学生さんみたいとかそんな話をしていたので高校生風に。色々と試してみましたがまだまだ修行が必要そうです。ブレザーの下から出てるのはパーカーなんですよ……(? フードの裏地がセーラーカラーっぽくなったパーカーとかあったら絶対に買ってしまう。作れるかなぁ……。
 私は蛇が好きとしつこいくらい言ってきておりますが、夜刀神のような蛇の姿のものもやっぱり好き。そんなわけで少年と夜刀さま(携帯版)。もうちょっと少年っぽく描きたいというのが反省点。ちなみに首のふさふさはおしゃれとして人間の方がつけたものです。
 夜刀神と言えば、ググっちゃいけないワードの「くねくね」が夜刀神じゃないかという私の仮説について誰かと話し合いたいのですが、マニアックすぎていまいち踏み込んだ議論が出来ていません。我こそはという御方からのご意見をお待ちしております(?

 酒井駒子さんの!アリス!(しかも書きおろし!)が表紙ということで欲しかったMOEをようやく買いました。アリスの特集以外にも、それに関連したイギリス各地の写真特集や、藤城清治さんの特集などもあって私にはとても嬉しい内容。オックスフォードの写真とか、まさにハリポタの世界だなぁ……。

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どんなに遠く離れても心はひとつさ

 慶幸は色々なところに武器を隠し持っているので本当に身軽に動こうと思うとキャストオフしないといけませんが、キャストオフするとただの学生にしか見えない!というのがここまでのあらすじ。色々なことを試しているうちに当初描こうと思っていた絵と大分乖離してしまいました。
 海軍学校では戦闘技術として主に剣と銃と体術を習いますが、生徒に教官、槍術教えて!と言われれば慶幸は教えられます。
天宅の血を引いている武士はほとんど天神正統流の武術を習い、剣・槍・弓・体・術式の5つをひと通り習得することになっています。大体の人が時間はかかっても免許皆伝までこぎつけますが、人に教えるにはそれに加えて宗家から指南の免許を受けて師範になる必要があります。燎の場合は免許皆伝まで、一方慶幸は師範免許も持っているので5つの武術全部が人に教えられるレベルに達しています。燎の「指導」は師範のそれではなく、あくまで先輩としてのアドバイス的な扱いです。
この師範の免許は体力的に指導ができなくなると返上する決まりなので、慶幸の師匠も慶幸もいずれ返上に行くことになるのでしょう。

 先週は大雪の影響で仕事もままならない状況でした。寒風吹き荒ぶ屋外でバスを2時間待ってみたり、バスが来ないので職場まで片道7kmの雪道を1時間半かけてエクストリーム出勤してみたり、なかなかない経験をしました。引越しの際、一応持っていくかー程度の軽い気持ちで持ってきたスノーブーツがここに来てこんなに活躍するとは。ニュースでもやっていたとおり物流も滞りがちで、週末あたりまではスーパーから生鮮食料品がほとんどなくなっていました。私は普段から豆腐と納豆、あと季節の野菜くらいしか食べていないのでさほど困りませんでしたが、学校などは給食が出せなくなったようです。ゆっくりと日常を取り戻しつつありますが、これ雪が溶けたら雪の下から新たな被害が見つかりそうだなぁと銀世界を見ながら思う今日この頃。

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果てしなく続いていく 白夜を飛べ

 作業の段取りの関係で最近色塗りをしている時間が長かったので、線を引く感覚を思い出そうと落書きジュリー。うーん今一歩。
とりあえずおさまりが悪かったのでアルファベットなんぞ書いてみたわけですが、重里は西海で自分の名前を書くときにもこう表記するだろうとか空想を広げておりました。微妙に「ジューリ」の伸ばしている感は出ませんが、ドイツ語では「Juli」が七月のことなので「文月さん」みたいに見えるんじゃなかろうかと(適当 ただ、ドイツ語の発音は「ユリ」ですがね。余談ですが、この発音の話題になるといつも、日本人のジュンイチロウ(Junichiro)という名前をドイツ語読みすると「ユニヒロ」になるという話を思い出します。小泉ユニヒロ。ドイツ語を学ぶと確かにそう読みたくなる…。ロシア語を学んだ人が顔文字を発音しそうになるというのと並ぶ語学あるあるです。

 重里の乗る術式艦<神変>は、中心で炉の役割をしている術式機構に重里たちのような術式武官が繋がり動力を供給しています。乗艦する術式武官のうち一人は筆頭として炉と同調して艦のあらゆる術式機構を統制するのですが、その際に炉との接点となる連環術式機構は数が多ければ多いほどシンクロ率が上がるため重里は十一、二個を指と腕につけております。このあたりが今のところ人間の限界。サンプルが重里と慶幸しかいないのでアレですが。

 先週に続き雪におおわらわな週末でした。いかに群馬とは言え、脚の付け根あたりまで積もった雪を生活圏で見ることになるとは…。先週は実家にいたので雪かきの手伝いもしましたが、群馬の自宅には雪かき装備が一切ないため人様の拓いてくださった道を歩いています。ありがとうありがとう。ひとまず事前の準備が上手くいき数日分のカレーを作ったのでそれを食べて生きていこうと思います。

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ノルニル

 今日はバレンタインですね。私は今年も例によってチロルを作ってお世話になっている方々にお送りしました。
何を描くか決まりきらないうちは描きあぐねていたのですが、今年は女の子でいこうと決めた途端に驚くほどあっさり描けました。このモチベーションの上がりよう。今年はフランス菓子っぽいイメージで背景を作っていましたが、こういう無機質なものを描くのはたいへん楽しいです。
金髪のはパーヴェルの妹のアリサ。わけあって今は一緒に暮らせていない設定。

 そう言えば、年賀状の絵で話題にした別役実さんの『黒い郵便船』が4月に復刊されるようです。今回は『空中ブランコ乗りのキキ』を表題作にするようですが、内容は同じだとか。挿絵も変わるらしいので旧版は持っていますがちょっぴり欲しい…。
「一度しかできないよ。一度やって世界中のどんなブランコ乗りも受けたことのない盛大な拍手をもらって…それで終わりさ。それでもいいなら、おやり。」
『空中ブランコ乗りのキキ』、とても深くて悲しくて、それでいて凛とした心を教えられる物語です。三回転宙返りが出来る唯一のブランコ乗りであるキキが、アイデンティティを揺さぶられる出来事を経て、一つの結論に達するまでの短いお話。ここに私はある世界で王と呼ばれる者の幸福と悲しみを感じます。

 ちょっと話はそれますが、今朝方私が大好きだったスケーターのプルシェンコが現役引退する意向、というニュースを見てついにこの日が来てしまったという気がしております。引退宣言自体は既に何度かしていますが、今回は本当に戻ってこられないところまできているなぁと。彼が17、8歳くらいの頃から演技を見ていましたが、プルシェンコと最大のライバルだったヤグディン、二人ほど日本では有名ではありませんでしたがアブトというロシアの3選手が私の青春時代の憧れの貴公子でした。中でもプルシェンコの演技は良い意味で型破りで、人をあっと言わせて楽しませる素敵なものでした。それがエキシビジョンとかで爆発するわけです。件の筋肉スーツとか男性衣装→女性衣装の早替えとか。
 いつの間にやら貴公子は皇帝になり、共にロシア男子フィギュアの黄金時代を築いたヤグディンが引退してしまってからも、ロシア男子フィギュア界をほとんど一人で、しかもあんなに陽気に背負ってきた姿は誇り高くもあり、見ていて涙ぐましいほどでもありました。
 私は「王」というニュアンスの言葉を使うとき、その世界に唯一力強く燦然と輝く太陽というイメージの他に、身を燃やし続ける苦しみのようなイメージも少なからず持っておりまして。そういう意味でも彼は私の思うとおりの「皇帝」でありました。
 それでも嬉しいのは、プルシェンコは本当にフィギュアスケートを愛していたのだな、と思わせてくれたこと、そのフィギュアスケートを続けるために身体を労わってくれたこと、でしょうか。オリンピックで演技を見たかったですが、何よりも身体が大事です。本当に、身体が動かなくなったり最悪の場合死んでもおかしくない満身創痍具合だったので。とってもチャーミングな人なのでぜひまた顔を見せて欲しいですね…。

 そんなわけで、プロ意識のありようについて考えた今日この頃でした。

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いばら

  「正面に敵艦!」
  「上等だ! 目にもの見せてやれ、郡司!」
  「わー無理だーorz」
  「しっかりしろ郡司! 大丈夫、お前ならできる! お前はすごいぞ郡司!」


 幹部と副官のテーマで描いているシリーズその2。高速艦<睡針>組の安達と郡司。褒められて褒められてようやく伸びるタイプの郡司と、良いところがあるのだから何とか守り立てたいとひたすら励まし褒めて伸ばすタイプの安達なので傍目には大分面白い感じになっていますが性格的にはたいへん一致しています。叱られてもちゃんと悪いところは治るのですが、それだけれは良いところが伸びない感じ。安達が無茶するのに振り回されながら徐々に度胸がついていくことも期待されています。でも思わず全力で協力したくなってしまう憐れっぽさというのはひとつの武器かもしれません。
 このシリーズ、実はラフだけは総勢4組8名分あるのですがどこまで描けるのやら。出来る限り頑張りたい所存です。とりあえず次はもっと文字を真ん中に書こうと思いました。

 私生活のことでも書こうと思いましたが大したことはありませんでした。いつものように仕事して絵描いてます。最近、澤野弘之さんのアルバムばかりを集めたプレイリストを作りまして、絵を描くときにはずっと聞いています。75%くらいは戦国BASARAのサントラなわけですが、私はBASARAバーローズと進撃のサントラが特にお気に入りです。カッコいいなぁ。

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