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倉庫

しじみの書いた絵やら文やらの倉庫。 割と好き勝手にやっているので何でも許せる方向けです。

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あなたでもないわたしでもない  さっきまで人だったもの

 前の絵で学生さんみたいとかそんな話をしていたので高校生風に。色々と試してみましたがまだまだ修行が必要そうです。ブレザーの下から出てるのはパーカーなんですよ……(? フードの裏地がセーラーカラーっぽくなったパーカーとかあったら絶対に買ってしまう。作れるかなぁ……。
 私は蛇が好きとしつこいくらい言ってきておりますが、夜刀神のような蛇の姿のものもやっぱり好き。そんなわけで少年と夜刀さま(携帯版)。もうちょっと少年っぽく描きたいというのが反省点。ちなみに首のふさふさはおしゃれとして人間の方がつけたものです。
 夜刀神と言えば、ググっちゃいけないワードの「くねくね」が夜刀神じゃないかという私の仮説について誰かと話し合いたいのですが、マニアックすぎていまいち踏み込んだ議論が出来ていません。我こそはという御方からのご意見をお待ちしております(?

 酒井駒子さんの!アリス!(しかも書きおろし!)が表紙ということで欲しかったMOEをようやく買いました。アリスの特集以外にも、それに関連したイギリス各地の写真特集や、藤城清治さんの特集などもあって私にはとても嬉しい内容。オックスフォードの写真とか、まさにハリポタの世界だなぁ……。

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どんなに遠く離れても心はひとつさ

 慶幸は色々なところに武器を隠し持っているので本当に身軽に動こうと思うとキャストオフしないといけませんが、キャストオフするとただの学生にしか見えない!というのがここまでのあらすじ。色々なことを試しているうちに当初描こうと思っていた絵と大分乖離してしまいました。
 海軍学校では戦闘技術として主に剣と銃と体術を習いますが、生徒に教官、槍術教えて!と言われれば慶幸は教えられます。
天宅の血を引いている武士はほとんど天神正統流の武術を習い、剣・槍・弓・体・術式の5つをひと通り習得することになっています。大体の人が時間はかかっても免許皆伝までこぎつけますが、人に教えるにはそれに加えて宗家から指南の免許を受けて師範になる必要があります。燎の場合は免許皆伝まで、一方慶幸は師範免許も持っているので5つの武術全部が人に教えられるレベルに達しています。燎の「指導」は師範のそれではなく、あくまで先輩としてのアドバイス的な扱いです。
この師範の免許は体力的に指導ができなくなると返上する決まりなので、慶幸の師匠も慶幸もいずれ返上に行くことになるのでしょう。

 先週は大雪の影響で仕事もままならない状況でした。寒風吹き荒ぶ屋外でバスを2時間待ってみたり、バスが来ないので職場まで片道7kmの雪道を1時間半かけてエクストリーム出勤してみたり、なかなかない経験をしました。引越しの際、一応持っていくかー程度の軽い気持ちで持ってきたスノーブーツがここに来てこんなに活躍するとは。ニュースでもやっていたとおり物流も滞りがちで、週末あたりまではスーパーから生鮮食料品がほとんどなくなっていました。私は普段から豆腐と納豆、あと季節の野菜くらいしか食べていないのでさほど困りませんでしたが、学校などは給食が出せなくなったようです。ゆっくりと日常を取り戻しつつありますが、これ雪が溶けたら雪の下から新たな被害が見つかりそうだなぁと銀世界を見ながら思う今日この頃。

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果てしなく続いていく 白夜を飛べ

 作業の段取りの関係で最近色塗りをしている時間が長かったので、線を引く感覚を思い出そうと落書きジュリー。うーん今一歩。
とりあえずおさまりが悪かったのでアルファベットなんぞ書いてみたわけですが、重里は西海で自分の名前を書くときにもこう表記するだろうとか空想を広げておりました。微妙に「ジューリ」の伸ばしている感は出ませんが、ドイツ語では「Juli」が七月のことなので「文月さん」みたいに見えるんじゃなかろうかと(適当 ただ、ドイツ語の発音は「ユリ」ですがね。余談ですが、この発音の話題になるといつも、日本人のジュンイチロウ(Junichiro)という名前をドイツ語読みすると「ユニヒロ」になるという話を思い出します。小泉ユニヒロ。ドイツ語を学ぶと確かにそう読みたくなる…。ロシア語を学んだ人が顔文字を発音しそうになるというのと並ぶ語学あるあるです。

 重里の乗る術式艦<神変>は、中心で炉の役割をしている術式機構に重里たちのような術式武官が繋がり動力を供給しています。乗艦する術式武官のうち一人は筆頭として炉と同調して艦のあらゆる術式機構を統制するのですが、その際に炉との接点となる連環術式機構は数が多ければ多いほどシンクロ率が上がるため重里は十一、二個を指と腕につけております。このあたりが今のところ人間の限界。サンプルが重里と慶幸しかいないのでアレですが。

 先週に続き雪におおわらわな週末でした。いかに群馬とは言え、脚の付け根あたりまで積もった雪を生活圏で見ることになるとは…。先週は実家にいたので雪かきの手伝いもしましたが、群馬の自宅には雪かき装備が一切ないため人様の拓いてくださった道を歩いています。ありがとうありがとう。ひとまず事前の準備が上手くいき数日分のカレーを作ったのでそれを食べて生きていこうと思います。

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ノルニル

 今日はバレンタインですね。私は今年も例によってチロルを作ってお世話になっている方々にお送りしました。
何を描くか決まりきらないうちは描きあぐねていたのですが、今年は女の子でいこうと決めた途端に驚くほどあっさり描けました。このモチベーションの上がりよう。今年はフランス菓子っぽいイメージで背景を作っていましたが、こういう無機質なものを描くのはたいへん楽しいです。
金髪のはパーヴェルの妹のアリサ。わけあって今は一緒に暮らせていない設定。

 そう言えば、年賀状の絵で話題にした別役実さんの『黒い郵便船』が4月に復刊されるようです。今回は『空中ブランコ乗りのキキ』を表題作にするようですが、内容は同じだとか。挿絵も変わるらしいので旧版は持っていますがちょっぴり欲しい…。
「一度しかできないよ。一度やって世界中のどんなブランコ乗りも受けたことのない盛大な拍手をもらって…それで終わりさ。それでもいいなら、おやり。」
『空中ブランコ乗りのキキ』、とても深くて悲しくて、それでいて凛とした心を教えられる物語です。三回転宙返りが出来る唯一のブランコ乗りであるキキが、アイデンティティを揺さぶられる出来事を経て、一つの結論に達するまでの短いお話。ここに私はある世界で王と呼ばれる者の幸福と悲しみを感じます。

 ちょっと話はそれますが、今朝方私が大好きだったスケーターのプルシェンコが現役引退する意向、というニュースを見てついにこの日が来てしまったという気がしております。引退宣言自体は既に何度かしていますが、今回は本当に戻ってこられないところまできているなぁと。彼が17、8歳くらいの頃から演技を見ていましたが、プルシェンコと最大のライバルだったヤグディン、二人ほど日本では有名ではありませんでしたがアブトというロシアの3選手が私の青春時代の憧れの貴公子でした。中でもプルシェンコの演技は良い意味で型破りで、人をあっと言わせて楽しませる素敵なものでした。それがエキシビジョンとかで爆発するわけです。件の筋肉スーツとか男性衣装→女性衣装の早替えとか。
 いつの間にやら貴公子は皇帝になり、共にロシア男子フィギュアの黄金時代を築いたヤグディンが引退してしまってからも、ロシア男子フィギュア界をほとんど一人で、しかもあんなに陽気に背負ってきた姿は誇り高くもあり、見ていて涙ぐましいほどでもありました。
 私は「王」というニュアンスの言葉を使うとき、その世界に唯一力強く燦然と輝く太陽というイメージの他に、身を燃やし続ける苦しみのようなイメージも少なからず持っておりまして。そういう意味でも彼は私の思うとおりの「皇帝」でありました。
 それでも嬉しいのは、プルシェンコは本当にフィギュアスケートを愛していたのだな、と思わせてくれたこと、そのフィギュアスケートを続けるために身体を労わってくれたこと、でしょうか。オリンピックで演技を見たかったですが、何よりも身体が大事です。本当に、身体が動かなくなったり最悪の場合死んでもおかしくない満身創痍具合だったので。とってもチャーミングな人なのでぜひまた顔を見せて欲しいですね…。

 そんなわけで、プロ意識のありようについて考えた今日この頃でした。

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いばら

  「正面に敵艦!」
  「上等だ! 目にもの見せてやれ、郡司!」
  「わー無理だーorz」
  「しっかりしろ郡司! 大丈夫、お前ならできる! お前はすごいぞ郡司!」


 幹部と副官のテーマで描いているシリーズその2。高速艦<睡針>組の安達と郡司。褒められて褒められてようやく伸びるタイプの郡司と、良いところがあるのだから何とか守り立てたいとひたすら励まし褒めて伸ばすタイプの安達なので傍目には大分面白い感じになっていますが性格的にはたいへん一致しています。叱られてもちゃんと悪いところは治るのですが、それだけれは良いところが伸びない感じ。安達が無茶するのに振り回されながら徐々に度胸がついていくことも期待されています。でも思わず全力で協力したくなってしまう憐れっぽさというのはひとつの武器かもしれません。
 このシリーズ、実はラフだけは総勢4組8名分あるのですがどこまで描けるのやら。出来る限り頑張りたい所存です。とりあえず次はもっと文字を真ん中に書こうと思いました。

 私生活のことでも書こうと思いましたが大したことはありませんでした。いつものように仕事して絵描いてます。最近、澤野弘之さんのアルバムばかりを集めたプレイリストを作りまして、絵を描くときにはずっと聞いています。75%くらいは戦国BASARAのサントラなわけですが、私はBASARAバーローズと進撃のサントラが特にお気に入りです。カッコいいなぁ。

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ゲルダ

  「いいか。余計なことはするな、考えるな。言われたことを全うするまで別のことはするな。分かったら行ってこい!」
  「アイアイサー!」

 神国海軍では偉くなってくると大体いつも決まった艦に乗るようになるのですが、その頃になると副官を付けてそいつを次世代の幹部候補としてOJTする慣習が出来上がっています。副官を付けるタイミングや、誰を副官にするかは上司の命が下ることもあれば、自分で副官を付けてくださいとか誰それが良いですとかお願いする場合もあります。副官を付けるには仮にも一人前と認められていないといけませんし、上官たちの胸に色々人事計画もあるので聞き届けられるかは別として。
 そんなわけで上から指名されてコンビを組むことになった装甲艦<融雪>組の野々瀬と立花。主に「やるときは十割以上の仕事をするけどそれ以外は六、七割」と悪名高い立花を締めるための配置です。とにかく気になることを放っておけず道草を食いがちな立花と、とにかく緻密で一から十まできっちりしていないと気が済まない野々瀬のせめぎあい。お互いに過ぎたことは気にしない性格なので野々瀬の罵声が飛んだり周囲に心配されたりしながらも割と上手くやっています。
 デフォルメって難しいなぁ…。そして立花の襟の模様忘れてたよ…。

 仕事はルーチンの中では一番大きいものがついに動き出しました。そして大概の仕事がそうであるようにイレギュラーな業務も当然あれこれ発生するわけで。それにも取り組みつつ、ここから年度末まで駆け抜けていきたいと思います。
 イレギュラーな仕事の中に組織改変にかかわる仕事があるのですが、なかなか機動的な組織を作るのって大変だなぁと感じることしきりです。この経験を今後に活かしていこうと思うと共に、何か創作のネタとして使えないかと考える不届き者精神で今日も人生を楽しんでおります。

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息抜き

 この土日はちょっとしたイベントに合わせて働いておりました。朝がいつもより早く勤務時間もいつもより長いため眠くなるのもいつもより早いという全体的に朝にシフトした二日間でした。
 そんなわけで息抜きに落書き。海軍の防寒についてとか、航海中に骨折しても死なない程度の医療レベルはあるはずとか、働きながらそんな妄想をしておりました。死にはしなくても出来ることは大いに制限されるので、何でも自分でやってしまうタイプの慶幸は死ぬほどもやもやしそうです。ご飯を食べたりものを書いたりは片手で何とかなりますが、服を着たり髪を洗ったりは手伝いがいないと出来ないと思います。いや、でも和服なら……無理ですね(? そのときばかりは素直に人に助けてもらうのだと思います。

 それはそうと、いつも以上に何事もなく過ぎてしまいましたがえあびた12周年ありがとうございました! あれよあれよと言う間に干支がひと回りしてしまいました。まだトップは10周年のままだったり色々ズボラな管理具合ですが、そんなサイトを見に来てくださる皆様には感謝しきりです。これからも変わらずに(とりあえずトップは近々12周年に直しておきますが)やっていきたいと思っておりますので、お暇なときにでものぞいて頂ければ幸いです。

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社会復帰前夜

 今日で長かった私の冬休みも終わりです。今年は係長はじめ課の皆さんのご厚意でがっつりお休みを頂けました。ありがたいことです。しっかり充電したので明日から2014年のお仕事を頑張っていきたいと思います。

 もう皆さん忘れていたであろうおやつ色軍服のファイルを久々に発掘して何とか描き上げました。マックの店員の偉い方みたい(旧制服)。そんなわけで「秋」の「焼き芋」です。これで一応春夏秋冬が出揃いましたが冬のミントキャンディだけ色々な点で並びが取れていないのでそのうち描き直したいと思います。

 松の内が終わる前に今年の目標でも。一般論的な話や仕事の話はさておき、創作系の目標で。そもそもこの雑記を見ていらっしゃる方のほとんどは私が何の仕事をしているか御存知ないと思いますし、割と特殊な仕事なので身バレが怖い私はこのままふんわりした感じを貫こうと思います。パチンコ屋の看板の「パ」の文字が消えていないか見て回る仕事だということにしておいてください(島根の吉田君)
 それはさておき、目標です。私的に優れた創作物の条件として「人の創作意欲を刺激する」というものがあるのですが、今年はそういうものを一つでも生み出せるように頑張っていきたいと思います。人を創作という行動に駆り立てるほどのインスピレーションを与えられるものって、真にすごいエネルギーを持っていると思うのですよね。まったく畑違いの創作でもいい、二次創作でもいい、私ならこうするという妄想でもいい。とにかく見てくださる方の「創りたい欲」を刺激するようなエネルギーを持ったものを、私自身もインスピレーションを受けながら作り出していきたいです。基本的なスキルアップも継続して努力していきます……!

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ビエンフー

 新しいPCのセットアップが終わり、最近は快適なPC環境が実現しております。
デスクトップということは絵も描ける!ということで古いタブレットを持ち帰り描いてみたメタモルフォーゼ慶幸。画面が大きいのでやっぱり描きやすいですね…まあ、画面の大きさに対してタブレットの感知する面積が小さすぎて描きやすさは相殺されていますが。それ以外にも難関は待ち構えていて、Win8にお絵かきソフトもタブレットドライバも未対応なのでかなり騙し騙し使うことに。まず筆圧を感知してくれないので開き直ってアンチエイリアスを切ったガサガサの線で描く。(この筆圧感知してくれない問題は何度か起動していたらいつの間にか解決していました) ポインタの滑りが良すぎるのでポインタ速度を落として10倍の重力の中で修行しているようなのんびりした動き。それでも描きたい気持ちを抑えきれず紅白も見ずに描いていました。何にそんなに飢えているのか。

 久々にお絵かき掲示板のアプレットで描いているような感覚で、これはこれでまた楽しかったです。前述のとおり画面が大きくなったのでこれまでの絵よりも大きい気がします。帰って自宅のモニターで見たら何だこりゃと思うのでしょうね。
ともあれ、コウモリは中国では縁起の良い生き物。お正月からここを見て下さっている皆様のそばにあまねく福がありますように。

 私はこれから兄夫婦の家に新年のご挨拶に行ってきます。もうしゃべるようになっているらしい甥っ子に私の名前を教え込んでこようと思います。

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謹賀新年

 あけましておめでとうございます。
昨年もご来訪いただいた方々、お世話になった皆様にはありがとうございました。
今年も変わらずやっていくかと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 今年は午年ということで前から描きたかったモチーフでもあった、別役実さんの『黒い郵便船』の「盲の馬」のイメージで描くことにしました。
 その夕方ロロは、誰もいないふとうびるでいんぐの屋上遊園地で、壊れためりいごうらうんどの青い馬にまたがっていました。
という書き出しから始まる同名の章と「星の家」「遠い街」の三章からなっています。すごく不思議な雰囲気があり、その世界観にぐいぐい引き込まれて今も深く心に残っている作品です。遠いにらいかないの島にある言葉の倉庫と、そこにいる60人の死体の読み手。読み手は「死体を読む」のが仕事なのですが、それを「人が生涯をかけて書いた手紙を読むように」と表現しているとても美しい言葉の世界です。最終章でそれがどういうことかが判明すると更に納得し、胸を打たれます。時々朗読会があったりするので機会があればぜひ行ってみたいですね。

 そんなわけで、今年も余白に近況をぎっしり詰めてお送りしました。おかげで一筆添える場所が少なくなってしまい見苦しかったかもしれません。

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