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雑記帳

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。
昨年もご来訪いただいた方々、お世話になった皆様にはありがとうございました。
今年も変わらずやっていくかと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 今年は午年ということで前から描きたかったモチーフでもあった、別役実さんの『黒い郵便船』の「盲の馬」のイメージで描くことにしました。
 その夕方ロロは、誰もいないふとうびるでいんぐの屋上遊園地で、壊れためりいごうらうんどの青い馬にまたがっていました。
という書き出しから始まる同名の章と「星の家」「遠い街」の三章からなっています。すごく不思議な雰囲気があり、その世界観にぐいぐい引き込まれて今も深く心に残っている作品です。遠いにらいかないの島にある言葉の倉庫と、そこにいる60人の死体の読み手。読み手は「死体を読む」のが仕事なのですが、それを「人が生涯をかけて書いた手紙を読むように」と表現しているとても美しい言葉の世界です。最終章でそれがどういうことかが判明すると更に納得し、胸を打たれます。時々朗読会があったりするので機会があればぜひ行ってみたいですね。

 そんなわけで、今年も余白に近況をぎっしり詰めてお送りしました。おかげで一筆添える場所が少なくなってしまい見苦しかったかもしれません。

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